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京都市美術館(通称:京都市京セラ美術館)
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青木淳・西澤徹夫設計共同体(基本設計・監修) 松村組・昭和設計(実施設計)
概略
現存する国内最古の公立美術館建築である京都市美術館(1933年開館)の改修・増築.西側正面広場をスロープ状に掘り下げてかつて下足室であった地下室を新たなエントランスにすること,そこから中央ホールへ階段で上がり東側の日本庭園へ抜ける東西貫通動線をつくることを地域全体を見据えた骨格とし,現代美術展示室と収蔵庫の増築,本館のバリアフリー化および設備機械の更新,中庭の再生,アメニティ施設の新設,剥落しかけのタイル補修,屋根の葺き替え,など全面的な修繕と改修を行った.
所在地
日本 | 京都府
掲載誌
新建築 2020年5月号 46P